皆さんは知ってましたか??学校やビルにある「定礎」とは??
皆さん、こんにちは♪こんばんは♪
さて学校や自分の住んでいるマンション、もしくは現在勤めている会社に「定礎」と書かれた石やプレートが設置されているのを見たことがある人も多いかもしれません。
なんでそんな書かれたものがあるのか、気になっていた人もいるかもしれませんね。
今回は「定礎」って何なのか記事を書いていこうと思います。
①「定礎」ってなんであるのか??
そもそも「定礎(ていそ)」とは「建築の着工に際して礎石を据えること」と言われています。
具体的にマンション、ビル、学校などの大きな建築物に対して設置されている御影石やプレートを指すそうです。
定礎の設置場所は正面玄関付近や南東側が一般的に言われているらしく、腐食を防ぐために御影石やステンレス、銅といった素材でできています。
また書体、文字の大きさ、デザインも様々です。
「定礎」は特にルールが設けられておらず、必ずしも設置するものでもないので個性のある定礎を設置する人もいるのだとか。
ちなみに定礎が設置されるタイミングは建築の最後の日になるのが一般的で記載されている日付は工事が完了した日が記されています。
②「定礎」の中身とは??
「定礎」は石やプレートというだけでなく、定礎箱という箱が埋め込まれています。
その箱の中には「土地を守る氏神様のお札」、「建物の図面」、「会社の社史」などが入っています。
何を入れなければならないというルールは決まっておらず、タイムカプセルのように紙幣、硬貨、写真を入れるケースもあるのだとか。
また定礎箱に入れたものはすぐ簡単に見れるというものでもなく、定礎を見ることができるのは建物を解体する時に見れるそうです。
大きな建築物の中には修繕を経て何百年も続く建物があります。
定礎の中身をじかに見る機会は少ないかもしれませんが、皆さんの勤めている会社に「定礎」というものがあれば、定礎箱の中に何を入れているのか想像してみるのも面白いかもしれません。
参考
ではでは。